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京都市北山の美容院

とし物語 vol.14 ~中学生編3~

長井先生。
通称「ベジータ」

なぜなら、M字にハゲてたからです(笑)

長井先生は、体育の先生です。

身長は低いんですが、ガタイがとてもよく

威圧感バツグンですね。

ま、簡単にいえばヤク〇みたいですね(笑)

そんな長井先生が、野球部の顧問に就任したのです。

それまでにも僕は、何回かどつかれたことがありました。

体育の時間にトイレに行きたくて、言えばよかったんですが

怖くて言えず、ふざけてボールを投げてとりに行くふりをして

トイレに行って見つかって血が出るまで殴られたりしてました。

そのころは「体罰」という言葉がありませんでしたしね。

そんなこんなで、すでに目にかけてもらっていた(目をつけられていた)ので

もちろん部活でも、よくしごかれましたね。

とにかくあの時代の部活動ってどの人もそうだとおもうんですが

水をのんだらいけなかったんですよ。

今じゃ考えられないですけどね。

水が飲めないんで、僕らはトイレに行って水を飲んでましたね。

水道のね。

トイレだけは行かせてもらえたんで、みんなよくトイレに行ってましたよ(笑)

トイレから帰ってきたら、グラウンド3周しないといけないんですが

2周目ぐらいで、さりげなくランナーコーチになってごまかす!

というふうにしてましたね。

でも、とうとう脱水症状をおこすやつがいて

フラフラっとして、白目をむいて倒れたんです。

僕らはパニックになって

「先生!豊和が(倒れた人)が息してません!!」

先生「やかんに水入れてもってこい!」

僕ら「はい!!」

バッシャーン!!

豊和の意識が戻りました(笑)

今思うと一大事にならなくてよかったですよ。

それ以降も、水は絶対にのませてもらえませんでしたね。

休憩は2回あるので、その時に一気に飲むしかなかったですね。

夏休みなんか、勉強道具も持って部活にいってましたしね。
毎日部活があるんで、勉強する時間がないって話になると

部活の時間に勉強タイムがもうけられるようになりました。

もう1日中野球漬けです。

さぼることなんか絶対できなかったですね。

学校には勉強道具よりも、お弁当と水筒3個ぐらい持って行ってましたね。

とりあえず2リットルと1,5リットルと小さいやつを。

もちろん弁当もかなりの量です。

お母さんに感謝です。

大変やったやろうな。と。

練習量はとにかく多くて、きつくて。

でも実際強いかと言われると、いまいちでしたね(^^)

ミスしたらなぐられるんですよ。

ビビってしまって、だめでしたね。

以外に長井先生がいなくて、副顧問の時の方が強かったような気がします。

ゴルフクラブで殴られたり、平手だったり

とにかく殴られまくったんで、打たれ強くはなりましたよ(笑)

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