なんと、元彼女が友達に花束を持ってきたのだ。

 

あれ?

復縁したん??

 

どうやらそいうわけではないが、卒業なんでお祝いに花束を持ってきたみたいだ。

 

おいおい!せいこいぞ!!

もしかして、誰からも花束をもらわれへんから電話して持ってくるように言うたんちゃう?

 

しかも、僕には持ってきてなかったのだ。

 

なんてこった!

 

元彼女に

「なんで僕の分も持ってきてくれないんですか?」

って問い詰めた。

普通に

「忘れてた。」

って。

 

こうして誰からも何ももらうことなく、卒業式が終わった。

 

 

夜にまた皆で飲もう。ということになり、いったん解散した。

 

初めの頃(1回生)は、がやがやしたとこで

ワイワイ飲む。という感じだったが、4回生にもなると

うるさい所より、落ち着いたところで飲もう。、

ということになり、赤ちょうちんのあるお店の暖簾をくぐった。

 

誰も卒業生っぽい人はいなかった。

 

男だけで飲んだ。

 

飲んでも飲んでも酔っぱらわなかった。

 

これで最後かと思うと、酔えなかった。

 

何件か飲み歩いたか、1件で終わったかは覚えてないが

いよいよバイバイする時が来た。

 

みんななんとなく無言だった。

 

 

すると、1人の友達が泣いてた。

彼はメンバーの中で唯一浪人してるので、学年は一緒だが年齢が1つ上だった。

名前は大野くん。

皆からは”おおちゃん”って呼ばれてた。

ある時、誰かが”大野”って呼び捨てにした。

本人も別に気にしてないようだった。

僕はずっと”おおちゃん”って呼んでたのだが、4回生になり

もうそろそろ”大野”って呼んでいいだろう。と思い、

 

”大野”

 

って呼んでみた。

 

すると、

なぜか僕だけ怒られた。

 

「俺は1つ年上やぞ!」

って。

 

えっ、まだ?

まだあかんねや。

もう結構付き合いも長いし、仲も良かったのに。

なんで俺だけあかんねやろ?

 

というような奴だ。

 

そんな彼が泣いてた。

 

「なんで泣いてるん?」

って聞いた。

「俺はみんなより1つ年が上やけど、仲良くしてくれてありがとうな。」

って。

 

まだ言うてるわ(笑)

 

もうええやろ。

 

「ほんまに、ほんまにありがとうな。」

って泣いてた。

 

僕もついこらえきれなくなった。

 

すると1人友達が

「なんで泣いてるねん。泣く必要ないで。」

と言った。

おおちゃんが

「だって今日で最後やねんで。もう皆で飲んだりできんねんで。」

って。

 

確かにみんなとはかなり飲んだ。

それはそれは飲んだ。

最初は酒も全然強くなかったのに、顔に出ないから強いと思われ

何回もリバースしながら飲んだ。

いつの間にか、ビールがおいしくなった。

皆のおかげで、ちょっと大人になれた。

 

 

そんな皆ともう飲めなくなる・・・・

 

 

もうあふれる涙をこらえることはできなかった。

 

 

するとさっきの友達が

「泣く必要なんかないって。だってこれでサヨナラじゃないやん。

今日が皆の新しいスタートやねんで!!」

 

なんて臭いセリフをはくんだ、こいつは!!

 

でも確かに、これでサヨナラじゃなくて今日がスタートなんだ。

 

そう思い、涙を拭いた。

 

 

で、なんかしんみりするのもあれやから

普通に別れよう。ということになり、

いつも通り普通に、また明日会うような感じで

バイバイした。

 

 

ほな、またなー。

 

またなー。

 

おう!

 

ほなねー。

 

 

ってな感じで。

 

 

僕は皆の方を振り返りたかったが、なんか振り返ったらあかん気がして

振り返らずに帰った。

 

 

今日が皆の新しいスタート。

 

 

悲しいことじゃなくて、うれしいことなんだ。

 

 

そう思って、1歩1歩歩いた。

 

 

みんなに出会えてほんとによかった。

 

 

ありがとう。

 

 

僕の大学4年間は、こうして幕を閉じた。

 

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卒業式当日。

 

僕は1人で原付に乗り、大学へと向かった。

 

4年間いろんなことがあったな。

 

いよいよみんなともお別れか。

 

しかし大学へ向かう道中、全然卒業式へ行く人っぽいのを見かけなかった。

スーツの男の人や、袴を着た女の人を全く見かけなかった。

 

不安になってきた。

 

ホントに今日が卒業式やんな?

 

そういや、友達にも確認してなかった。

みんな引っ越しやら、新生活に向けての準備に忙しそうだったし

何より卒業できることを秘密にして、おどろかしてやろう!

と思っていたからだ。

 

とにかく大学に行けばわかるし、原付を走らせた。

 

大学に着くと、ちらほらそれっぽい人達がいた。

 

 

ほっ。

 

やはり今日が卒業式みたいだ。

 

友達を探してふらふらと大学内を歩いた。

今日が最後かと思うと、寂しいような気もした。

 

待ち合わせしてたかどうかはっきりと覚えてないが、

友達と合流し写真を何枚か撮った。

 

ある友達が

「あれ?なんで来てるん?」

って聞いてきた。

僕は

「いや、何でって卒業できたからやん!」

友「うそぉ!マジで!!すげーすげぇ!!」

友「ほんまにすごいわ!!」

って、すごく喜んでくれた。

 

 

式に参加するため、ホール内へと移動した。

 

ちょっと遅れてる友達がいて、そいつの分の席もとっといた。

すると、その友達から電話が違う友達にかかってきてた。

「え!席を2つとっとくん?」

 

なぜか2つ席を取っておいてほしいということだった。

 

あれ?

誰か友達と一緒に来るんかな?

 

2つ席をキープして待ってると、袴を着たやつが現れた。

 

友達だ。

 

よーく見てみると、後ろにもう1人いた。

 

「お待たせー。」

 

近づいてきてよく見てみると、後ろのもう1人は留年することになってたやつだった。

 

みんな一斉に突っ込んだ。

 

「なんでお前が来てんねん!!」

「卒業ちゃうやん!!!」

ってね。

 

聞いてみると、今年卒業できないけど仲の良い皆が今年卒業してしまって

来年は皆がいないので、今年に皆と卒業式に参加したかった。

と言ってた。

 

わらけた。

 

で、スーツを着て式だけ一緒に参加したいっていうことだった。

 

なぜか足元は白のスニーカーを履いてた。

 

笑いを必死にこらえた。

 

「なんで靴スニーカーやねん!!」

 

 

そんなこんなで式が終わり、あとは学生証を返還して

卒業証書とアルバムをもらうために各クラスに移動した。

 

スニーカーの友達は卒業生ではないので、そこら辺で待ってた。

 

 

その後どうしようか?ってことになったのだが、

僕はなんと田舎から母親がやってきてたのでとりあえず合流することにした。

もう最後だから、卒業式に行くって。

 

友達誰1人親は来てなかったけど、僕の母親が来てるというと

皆があいさつするから。って言ってついてきた。

 

おかんと合流。

 

僕は恥ずかしくて、1枚写真を撮ってアルバムを渡し

速攻で別れた。

 

今思うと申し訳ない。

 

わざわざ田舎から出てきたのに、ほんの10分ほどで

またアルバムを持って帰っていったのだ。

 

時間はあったので、お昼御飯でも一緒に食べたらよかった。

 

ごめんなさい。

 

 

そのあと、ゼミの先生に最後のあいさつをしに研究室まで行った。

研究室のドアが閉まっていたので、近くにいた先生に聞くと

「留守やわ。」

って。

 

おいおい!!

 

今日は卒業式ですよ!

なんでおらんねん!!!

 

最後までしゃーない奴やで。

 

いないものはしょうがないので、近くにいた先生に伝言をお願いして研究室を後にした。

 

その後、大学内を歩いてるとそこら辺で花束を受け取ってる光景を目にした。

なるほどなるほど。

どうやら、部活やサークルに入ってる人達が後輩に花束をもらってるみたいだ。

僕は部活やサークルを何にもしてなかたので、誰も花束を持ってきてはくれなかった。

もう1人、僕と同じような友達がいたのでそいつと一緒に歩いてた。

 

すると、

なんと、

そいつに花束を持ってきた人がいた!

 

部活もサークルもしてないのに、一体だれが・・・?

 

その人物は、元彼女だった。

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夜になり、ちょっと考えた。

 

もともと単位がかなり残ってたので、卒業があぶなかった。

まともにテストを受けても卒業できるかどうか?

 

こんなことになって、逆に留年する理由ができた。

親も納得せざるおえない。

 

結果オーライ?

 

ま、でもほんとにこんなことになって留年するのもしかたないなって思った。

 

留年か・・・・

 

でもなんかその時自分がすごくダサく思えた。

確かに留年する理由はできた。

でも、もともと単位をちゃんと取ってればこんなことになっても大丈夫だったやろうし

自分が悪いやん。

 

なんか、この事件のせいにして逃げてるような気がした。

 

 ・・・・

 

よっしゃ!いっちょやるか!!!

 

僕は勉強することにした。

 

やれるだけやってみることにした。

 

 

次の日、ゼミの先生のところに行き事情を説明した。

すると、事情が事情なだけに再テストを受けさせてもらえることになった。

しかし、なんせ単位がめっちゃ残ってるので受けるテストが多い。

できるだけ受けれるやつは受けてみたら?

で、受けられへんやつは再テストしたら?

って、先生に言われそうすることにした。

 

 

折れてる右手で鉛筆を握りしめ、受けれるやつはテストを受けた。

 

知り合いに会うと、いちいち事情を聞かれるので

顔もまだすごい腫れてるし、できるだけ人を避けるようにしてた。

 

 

出来はどうかわからないが、とにかく半分ほどテストを受けた。

 

 

再テストの日。

 

再テストは2日間しかなく、僕は受けるテストが多いので

もし全部を再テストにしてたら受けれないのもあった。

(1日目の1時間目に受けるテストが2つある。どっちかしか受けれない。みたいな感じ)

 

でもたまたま半分ぐらい受けてたので、うまいことかぶってるのがなく

すべてのテストを受けることができた。

 

奇跡ですね。

 

 

あとは卒論。

 

卒論は事情が事情なだけに、提出したら単位をくれるっていう話だった。

ゼミの先生が講義をしてる授業もあったので、きっとそれも単位はくれるんだろうな。

って思ってた。

 

 

 

いよいよテストの結果が分かる日が来た。

 

自信はなかったが、やるだけやったので

これで駄目だったら仕方がない。

という気持ちだった。

 

家にテストの結果の紙が送られてきた。

 

恐る恐るみた。

 

卒業には124単位必要。

残りは20。

 

僕はとにかく最終取得単位数を探した。

 

 

どこだ、どこだ?

 

 

 

あった!!

 

 

124!!!!

 

 

なんと、124単位取れてた。

 

うぉぉおおぉおおぉおお!!!!!!!!

 

やったぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ!!!!!!!!!!!!

 

何回も確認したが、ほんとに124単位取れていた。

 

卒業できるのだ。

 

 

久しぶりにかなり興奮した。

 

 

興奮も落ち着き、内訳を見てみると

ゼミは卒論を出したので単位がもらえていた。

あと、ゼミの先生がしてる講義を見てみると、

なんと、

単位を落としていた。

 

おいおい。

まさか、落としたんや!!

って思った。

 

 

シビアだな。

 

卒業できたからいいけど。

 

ま、あとは取れてるやつもあれば、落としたやつもあり

とにかく124単位取れていた。

 

 

とにかく晴れて卒業できるのだ。

 

 

やってやったぞ!

という気持ちでいっぱいだった。

 

 

卒業することが決定したのだが、気になるのは傷害事件の母親のこと。

留年しそうなことも伝えたし、テストの日程も伝えてある。

普通は気になって、電話の1本でもしてきそうなのだが

全然連絡がない。

こちらから電話しようかと思ったが、なんで俺がせなあかんねん!

と思い、電話がかかってくるまで待ってた。

 

留年したら学費を払ってもらわないといけないし、卒業できたらできたで

よかったよかった、だし。

確認の電話をしてくるでしょうが!

 

待てども待てども電話はならなかった。

 

で、卒業できたし100万はいいけど、慰謝料的なものをもらってないので

これはもらわんと。と思い電話しようとしたのだが

なんかもうかかわりたくないなって、

思い、電話しなかった。

 

それにしても、ほんまどうしようもない親子ですわ。

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警察にも何度か足を運んだ。

 

完全に傷害事件なのだが、

なんと

相手が未成年なので裁判をしても罪にはならないと言われた。

 

傷害罪ではなく、障害。

(今は法律が改正されてるが、当時は未成年は罪にならなかった)

 

そんなあほな。

 

で、おまけに向こうは僕のことを暴行罪で訴えることができるそうだ。

 

なんで!?

 

最初に2,3発殴ってるからだって。

 

そりゃ完全に正当防衛でしょうが!!!!

 

刑事さんいわく、裁判をやってみないとどうなるかわからないって。

で、時間もかかるしお金もかかるし、挙句の果てに僕が前科持ちになる場合があるって。

 

なんておかしな話だ。

 

なんておかしな国だ。

 

だったら示談にしてお金だけもらって解決したほうがいいと。

 

・・・・

 

とにかく相手の親に連絡しとくから。

と言われた。

 

すると友達(最初に警察に一緒に行ってくれた)が

「すぐに電話しろや。」

って。

刑事「すぐはできんねん。いろいろ手続きとかあるし。」

友「手続きってなんやねん!すぐにしろって。」

刑「だからすぐは無理やねんって。ちゃんとあとでしとくから。」

友「あとでっていつやねん!すぐにしろって。そこに電話あるやんけ。」

刑「だから無理やねんて!」

友「無理ってなんやねん!わけわからんわ。じゃあ番号教えろや!」

刑「それはあかんって。ちゃんとしとくって言うてるやん。」

友「こっちはこんなえらいことになってんのに、すぐにしろや!!!!」

 

 

刑事さんはしぶしぶ電話した。

 

やっぱりできるんやんけ!!

と思った。

 

そもそも喧嘩を助けてくれた時はヒーローのように思えたが

少年たちを署に連れて行かず、そのまま帰すし

電話できんとか言い出すし、

こいつの対応の悪さって・・・・

 

警察って市民の味方なのでは??

 

結局めんどくさいことはやりたくないみたいだ。

 

裁判したら時間かかってなんやかんや資料も作らなあかんし

示談でええやん。

的な感じだ。

そうだ。 

 

警察は嫌いだ。

 

 

相手の親に電話がつながり、刑事さんが事情を話した

親はまったく何も知らなかった。

 

ほらな。

 

本人はやばい!と思ったのか、名古屋の兄のところに行ってるらしい。

 

 

すぐに親と話し合うことになった。

 

 

診察で見てもらった病院の方が、何かあったら病院のフロアを貸してあげるから

使ったらいいから。

って言ってくれてたので病院で話することになった。

 

最初に深く謝罪された。

 

そんなことはどうでもよかった。

あんたに誤られてもね。

ま、謝罪がなかったらそれはそれでえらいことだが。

 

とにかくお金の保証をしてもらわないと。

 

当時パチンコ屋でバイトしてたのでそこそこ収入があった。

 

なので、治療費全額はもちろん

1月分のバイト代とプラス慰謝料的なもんですかね。

 

で、だいたいの金額を言った。

 

すると相手の親はなんと渋りだした。

「そんな金額はちょっと・・・。もう少しなんとかなりませんか?」

 

はぁ????

 

よくもそんなことが言えたもんだ。

 

おまけに父親と離婚してるだとか、昔は息子もいい子だったとか言いだしてきた。

 

「いやいや、そんな話は関係ないしどうでもいいんで。お金なんとかしてくださいよ。

それと明日から卒業の試験があるんで、もちろんこんな状態じゃ受けることできないし

留年することになるんで、その学費100万円も払ってくださいね。」

と言った。

 

親「家にはそんなお金ないですし、なんとか試験がんばってくだしよ。なんなら私から学校のほうへ事情言いましょうか?」

 

まじで、はぁ??ですわ。

 

なんであなたにそんなこと言われなあかんのですか。

誰のせいでこんなことになったとおもってるんですか。

示談にしたろって言うてるんですから、お金だけだしときゃいいんですよ。

 

親も親だ。

 

その後喫茶店に行って、父親にもあった。

 

ま、同じような感じですわ。

 

 

とりあえず、移動のタクシー代の3万とバイト代の8割ぐらいのお金を振り込んでもらうことにした。

慰謝料なんかなしでね。

 

 

ま、治療費もすごい金額を払わないといけないので大変だろうが

あなたたちの息子さんのせいで、こっちは大変なことになってるので当然でしょ!

 

やのに、渋りやがってね。

 

おまけにテスト頑張って受けてくれって言われてね。

 

俺もテスト受けれるんやったら、受けるちゅうねん!!

 

右手が折れてるから、鉛筆もにぎられへんし

目も片目がほぼ見えへんし。

何よりも、

さあ!明日からテストだ、がんばるぞ!!

って、勉強する気にならへんわ。

テスト受ける気分にならへんわ。

 

っていうことですよ。

 

 

結局話もまとまらずに終わった。

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僕ら3人はタクシーに乗り、警察署へと向かった。

 

タクシーのおっちゃんも僕の顔を見て驚いてる。

 

2人はあーだこーだと言ってた。

 

すぐに警察署へと着いた。

 

さっきの刑事さんは今から署に戻るところって言ってたので、まだいるはずだ。

 

受付みたいな人に聞いて、呼んでもらった。

 

なんか小さな部屋に案内され、そこで待ってるとさっきの刑事さんがやってきた。

「どうしたんや?」

 

すると2人は

「どうしたもこうしたもないわ!なんでさっきの少年家に帰してんねん!!

普通は署に連れてくやろ!!!」

 

警「いや、喧嘩やと思ったんや。だからや。」

友「喧嘩なわけあるかいや!見たらわかるやん!!こっちは血だらけで

  あっちは無傷やで!?逮捕ちゃうん?逮捕!!」

警「それはわからんかったわ。」

友「わからんかったらやないやん!」

警「だから、一応免許書みせてもらって住所も連絡先もわかってるから!」

友「じゃあ今すぐ連絡して呼べや!」

警「それはできんって。」

友「なんでやねん!お前らの対応絶対おかしいで!!こんなんおかしいやん!!!!」

警「・・・・・」

 

 

そんな感じでしばらく言い合いが続いた。

 

僕は黙って聞いてた。

 

とにかく横になりたかったので、今日はもうあきらめて

また明日出直すことにした。

 

そういや、彼女も警察の対応には怒ってたが

僕の心配は一切してなかった。

 

あれれれれ???

 

 

とにかく今は休もう。

 

1人では病院へ行けないので、彼女に一緒に行ってもらうことにした。

 

夜は痛みで全く寝れなかったが、横になれただけでも楽だった。

 

 

次の日。

 

朝早くに彼女に連絡した。

早く病院へ行きたかったので。

 

僕「もしもし。おはよう。病院へ連れてってくれるかな?」

彼女「今起きたとこやし、まだ眠いわ。お昼からにしよ。」

僕「えっ!?まじで!!??」

彼女「うん。」

僕「いやいや、こっちはえらいこっちゃのに。というか、昼からって病院診てもらえんの?

  朝に来いって言ってたやんか。」

彼女「大丈夫やって。お昼からでも。」

 

これはおかしいぞ。

 

と思いながら、僕もなぜか説得され昼から行くことにした。

 

お昼になり、

 

電話した。

 

すると

 

「まだ眠たいから明日に行こうって。」

 

言葉が出なかった。

 

あきれたというか、びっくりしたというか、なんというかわからないが。

 

 

常識的に考えて、一緒にいて怪我したんやし連れてってくれるやろ!

 

というか、彼女を僕なりに体を張って守ったのに・・・

 

まさかだ。

 

 

こんなこと言ったらだめだけど、彼女さえいなかったらこんなことになってなかったのに。

 

もともと彼女とイチャついてるように思われて殴られたわけで。

 

彼女がいなかったらたとえ殴られてても、反撃できたし逃げることもできた。

 

彼女が逃げ出してくれれば、僕も逃げれたのに。

(恐怖で震えて動けなかったらしいが)

 

 

もう完全に頭にきて、電話を切った。

 

すぐ友達にでんわしたら、友達は

「すぐにいったるから!」

と言ってくれた。

 

そしてすぐ来てくれて、タクシーに乗って病院へ連れて行ってくれた。

 

この対応の違いって・・・・

 

 

病院へ着くともう診察時間が終わってるということで、レントゲンやMRIの検査が受けれないと言われた。

 

やっぱりね。

 

すると友達が急に

「ちょっとぐらい時間が過ぎてても見てくれや!これでこいつがもし脳に異常があって死んだりしたら

責任とってくれるんやろうな!」

って怒鳴りだした。

病院の方もびっくりしてた。

しかたがなしに、診察してもらえることになった。

 

いつもこの友達のことをちょっとバカにしてたのだが、見直した。

こんなに頼りになる奴やったっけ?

素直にありがとうと思った。

もうバカにしないからね。

 

すごいいい友達だ。

友達って素敵だな。

 

検査の結果、特に脳に異常はなかった。

 

外科、整形外科、内科、眼科、歯科、etc・・・

 

いろいろ見てもらった。

 

どの先生にも

「何があったん?」

と言われ、

「君はタフやね。死んでてもおかしくないよ。」

って言われた。

 

頑丈に生んでくれた親に感謝した。

 

右手を複雑骨折してるらしく、右手をMRI検査した。

 

うつ伏せになって入って行ったのだが、なんか見えない赤外線みたいなレーザーが飛んでて

それを見たらやばいことになる!

って勝手に思って目をつぶり、おまけに息も止めてた。

 

 

治療費はもちろん向こう持ちだ。

いきなり支払の時に、10万以上の金額を言われた。

第三者が支払いをする場合、保険が適用されないらしく全額支払わなければいけないそうだ。

もちろんそんなお金持ってない。

あせってると、とりあえずちょっとでもいいから入れといてほしいと言われ

1万円ほど支払った。

もちろんこれは後で帰ってくる。

 

そんなこんなで病院での検査がおわり、家に帰った。

 

しばらく友達が家にいてくれた。

 

彼女はというと、見舞いにも来なかった。

僕は正直人としておかしいと思い、

「お見舞いぐらい来いや!」

ってきつめに言った。

すると、

「いかれへんわ。」

って。

「なんで?」

って聞くと

「だって男の人の一人暮らしの部屋には行かれへんわ」

って。

 

 

はぁぁ????

 

 

わかりました。わかりました。

そうですよ。

男の一人暮らしの家に来ると危険ですもんね!!!

 

って

 

ほんまに頭おかしいわ!!

 

100歩ゆずって襲いたいとしましょうや。

でも

骨も折れてるし、視力も0,1以下になってるし、

全身打撲で動くのも痛いし。

 

普通この状態で襲えるか!!

っちゅう話だ。

 

とうとう

「お前頭おかしいやろ?」

って言った。

 

なんやかんやもめて、彼女が

「私の家に来るのはいいで。」

って。

 

もう完全にいかれちまってるわ。

 

いやいや動くのも大変やのに、なぜいかなあかんねん!!

というか、どう思ってそういう発言ができるんですか?

もう好きといかそういうのはなしにして、普通一緒にいた人が襲われて大変になってるし

お見舞いぐらいは行くでしょ!!

病院にも連れて行ってくれへんし、あげくのはてにお見舞いは行かれへんけど

家に来いやって!!

ふざけんなよ!!!!!!!!!!

 

 

 

と思ったが、僕も当時はかなりのあほでして

タクシーに乗って彼女の家に行ってしまった。

 

みなさんどうぞあきれてください。

 

おまけに、来るんやったらコンビニでコーラ買ってきてほしいって。

 

はぁ??

 

コンビニって。

人前に出たら、顔がすごいことになってるからじろじろ見られて余計に

ブルーになるし、そういうこと考えろや!

ちゅうか、まともにあるかれへんねんぞ!こっちは!!

 

と思いながら、ちゃんとコーラを買って行った。

 

 

僕もそうとうのあほだ。

 

 

今思うと、そんな彼女のどこがよかったのだろう??

 

 

殴られすぎて、頭おかしなったんかな?

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