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京都市北山の美容院

とし物語 vol40 ~大学生編7~

大学で一番良かったことと言えばやはり、素敵な友達ができたことだろう。

高校までとは違い、いろんな地方からいろんな人たちが来てる。

前に出てきた”服部くん”の他にも、何人かいる。

特に1回の時に同じ語学のクラスだった人たちとは今でも仲良し。

(服部君も同じ語学のクラス)

1,2回の頃は、僕に彼女がいて付き合いも悪いやつだったので、あまり遊んでないが

3回からはそれを取り返すべく、かなり遊んだ。

あとで聞いたのだが、付き合いが悪いので誘うのもやめとこか?

的な感じだったらしい。

今思うと、ふられてよかったなと。

よく飲みにも行ったし、騒いだし

時には悪いことも。

とにかく、2年分を取り戻すべく遊んだ。

僕は、大学に行ってから美容師になったのでよく

「大学行かんと美容学校に行ったらよかったやん。大学行ったの無駄やったな。」

的なことを言われる。

たしかに、親にもかなり負担掛けたしそうすればよかったのかもしれないが

僕の中では全然無駄じゃなくて、こんなにいい友達に巡り合えたし。

あの頃一生懸命遊んだから、今一生懸命仕事できてる。

屁理屈かもしれないが、そう思う。

あの時あほなことしてた友達と今一緒に仕事できてるし。

クラッチのホームページやブログ、その他にもいろいろ手伝ってくれてるのが

大学の時の友人の秋國くんだ。

彼は一番豪快で、一番あほだった。(いい意味でね)

一番むちゃくちゃやったし。

でも、あの時いっぱい遊んだから今一緒に仕事してるのが

おもろくてしゃーない。

まさか10年後に一緒に仕事してるなんてね。

他の友達も、そんなに会うことはないが会えば学生の時に戻って今でも遊べる。

そういう時間はほんとに貴重だ。

人生って回り道してるようで、一番の近道を歩いてるそうだ。

無駄なことは何もない。

なるほど。

あの頃は思っていても口にはだしたことなかったけど

大学に行かせてもらった母親にはすごく感謝してます。

ありがとう。

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