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とし物語 vol.13 ~中学生編2~

前回お伝えしたとおり、男子は全員丸坊主。
女子は全員おかっぱ頭となりました。
制服は男子学ラン、女子セーラー服です。

中学になると、ほとんど小学生の時のメンバーと同じなんですが
隣町から何人かが来ます。
どんな奴らが来るんやろ?と、ちょっとだけ楽しみでした。

すぐに仲良くなった子がいるんですが、その子の苗字が「うに」と言うのです。
「宇仁」と書いて「うに」と読みます。
僕は、「うにって・・・」と、まるでサザエさんの登場人物みたいな苗字にわらけて
すぐ友達になりました。
クラスも同じでした。

学校に入学し、友達もでき、次は部活をどれにするか?ということになりました。
中学になると、クラブ活動があるんですね。
僕はサッカーをやりたかったのですが、あいにく当時は中学校にサッカー部がなかったんです(T_T)
田舎ですねー。
なので、次に好きな野球部に入部することにしました。
野球部が一番男子に人気ありましたね。

早速練習に行ってみると、3年生のでかさにびっくりしました。
こっちはつい最近までランドセルを背負ってたんですが、3年生ともなると体もでかいし、ごついし。
顔もおっさんみたいやなと。
圧倒されましたね。

すると、ある1人の3年生が「1年集まれ。」と言い出したのです。
集合してみると、こっちを見渡して「お前とお前とお前とお前、残れ!」と言いました。
僕もそのうちの1人でした。
どうやら身長がでかい奴が残されたようです。

3年「お前らの中で、誰が一番喧嘩つよいねん。」
ん??
3年「お前か?お前か?」
んんんん???
どうやら体がデカイ=強い、ってな感じみたいです。
やはり1番デカイ奴に目がいったみたいで
3年「お前一番強いやろ?」
1年「いや、ちゃいます」
すると、僕の方を見て
3年「お前、胸筋あるやんけ。お前か?」
って言ってくるじゃありませんか。
僕はすぐに「違います」と答えました。
3年「じゃあとりあえず、けんかしてみろ」

むちゃくちゃです。

1年がとまどってると、そこのちょうどいいタイミングで先生がやってきました。

たすかった、たすかった。

しかし先生も変わってて、長谷川先生というんですが通称「はせこう」です。
はせこうは技術の先生なんですが、声がやたら高いんです。
しかも声がこもってて、何いってるか全然わからないという。
ノックもへたくそで、「いくぞー!!」って言っときながら
空振りして「ノー!!」って一人で言ってるし(笑)
みんなに馬鹿にされてましたね。

僕らもちょっと先生のことを甘くみてて、練習もよくサボってましたね。
日曜日なども部活があったんですが、弁当を持って
「行ってきまーす」と言って、友達の家でよく遊んでましたよ(^^)
弁当もあるしね。

そんな楽でたのしい野球部だったのですが、1年の終わりぐらいに
顧問の先生が変わったのです。

それからが、もうかなりヤバいことになりましたね。

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