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とし物語 vol.7 ~小学生編その2~

僕が小さい頃は近所に広場や空き地、川や山など

遊べる場所がたくさんありました。

近所のおじさんやおばさん、おじいさんやおばあさんなど

別に見てくれてるわけじゃないけど、誰かの目が常に子供たちを見てる。

安心して外で遊べる時代でしたね。

今思うとありがたいです。

僕の近所の子供たちはみんな年が近かったのでよく一緒に遊んでましたね。

家の裏が山で、ちょっと行けば川もありました。

山で友達のおっちゃんの使わなくなったゴルフクラブとボールをかりて

山ゴルフをよくやってました。自分らで穴を掘って、そこに入れたら勝ちです。

以外に難しく、地面は石や木があってボコボコなんでなかなかまっすぐ飛びません。

崖のちょっと前に穴を作って、ちょっとでもオーバーすると崖下までボールが落ちて行ってしまう。

そんな無茶苦茶なゴルフをしてました(^^)

川へもよく行き、昔は川がきれいだったので普通に泳げたし

魚もたくさんいました。素手でよくとってましたね。

石の隙間に手を突っ込んで魚の尻尾をつかんで引きずり出す。

たまにドジョウがいてビビりましたけど(笑)

川蛇が猛スピードでこっちに向かってきたときはもぐってやり過ごしたりしてました。

なかでも、足がつかないぐらい深い場所があって水中眼鏡で見てもそこが見えないんです。

そこを僕たちは「まんぶち」と名付けました。

なんでかは未だにわかりません(笑)

その場所を攻略するのがおもしろかったですね。

ちょっと長い木の棒をもって潜って、底につくかどうか?

その場所はたぶん2メートルぐらいだったと思うんで、すぐ攻略できました。

が、しかし、僕たちはもっと深い場所を見つけてしまったんです。

それを「まんぶち2」と名付けました(笑)

2の方は、まじ深くておまけに濁ってるんです。かなりの怖さですね。

なんか底の方にいそうです。

木の棒を手で持っていくのは怖いんで、足で挟んで沈んでいきました。

が、全然底につきません。

濁ってるから何にも見えないし、とうとう攻略できませんでした。

そんななか、ある日みんなで広場で遊んでいた時のことです。

当時なぜだかわかりませんが立ち小便が流行ってて、誰が1番遠くまで飛ばせるか?

みたいなゲームを広場でしていました。

そのメンバーに1つ年上のしゅうや君という子がいました。

しゅうや君はおしっこするときに、パンツはもちろんズボンも全部脱いでするんです。

その日もいつものように、下はすっぽんぽんでしてました。

すると、蜂がブーンと飛んできたのです。

うわうわ、怖いな。と思ってると、蜂はしゅうや君の方に飛んで行きました。

しゅうや君は用を足してる途中です。

蜂がしゅうや君の周りをブーンブーン飛んでおります。

その時しゅうや君の方を見ると、シャツがちょっと短かったんですかね。

おへそが見えてたのです。

残念なことにしゅうや君はでべそでした(笑)

まさかまさかと思ってると、次の瞬間!

「うわぁぁぁーー!!いたっ!!!。おへそさされたぁ!!!!!!!」

でべそをさされたのです(笑)

その時のシーンがほんとにおもしろくて、未だに思い出して笑えますよ(^^)

だってへそを蜂にさされたんですよ?

見たことないでしょ?

そのあと泣きながら家に帰って、しゅうや君のお母さんに事情を話すと

すぐにおばちゃんはしゅうや君のへそを口で吸いだしました。

「毒をぬかんと!」

おばちゃんは必死でへそを吸ってました。

僕らは「すげーな。でもあれってミツバチじゃなかったっけ?毒あるん?」

って思ってましたね(笑)

そのあとおばちゃんの処置がよかったのか無事に何もありませんでした。

でも、へそがよけいにでべそになりました(笑)

そんな楽しいみんなに囲まれて育ちました(^^)

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